『子どもの権利擁護』
九州ルーテル学院大学の永野典詞先生を講師にお招きし、諏訪福祉会3園合同リモートでの
園内研修を行いました。(川内すわこども園・川内すわセカンド・すわこども園)
子ども・子育て支援における子ども及び保護者の人権擁護、虐待防止の観点から
こども園のもつ組織性、専門性を高めることを目的に、子どもの権利擁護について、
子どもの虐待について、気になる子どもへの支援について学ぶ時間となりました。
子どもへの虐待の現状や、予防への取り組み、また早期発見のポイントなど
身近な事例を踏まえながら丁寧にお話して頂きました。
私たちは「子どもの権利を守る義務」があり、「子どもにだって権利がある!」
ということを社会にもっと伝えていくことが大事であるということを学びました。
永野先生から
「安心して文句が言えることはすごいこと、それは、子どもにとって安心・安全な環境、
場所であるということ。困ったことがあったときには、助けてといえる環境をいかに
つくっていくかが大事なんだよ。」と教えていただきました。
園や家庭において、大切にされる経験、甘えられる経験、わがままが言える経験、
安心できる経験を思う存分に味わいながら、おとなも子どもも健やかに笑顔で過ごせるよう、
これからも一人ひとりの気持ちに丁寧に寄り添い保育をしていきたいと思います。
そして、子どもたちにとっても保護者にとっても安心できるこども園でありたいなと改めて思いました。
研修へのご協力ありがとうございました。