2学期以降の新型コロナウイルス感染症対策について

保護者のみなさまにおかれましては、日頃より園の運営へのご理解・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。さて2学期が始まって2週間あまりが経過しました。

一部では、デルタ株による感染のピークアウト等の報道もされていますが、まだまだ予断を許さない状況が続いています。みなさんご承知の通り、鹿児島県においてもまん延防止等重点措置の期間が延長になりました。デルタ株は乳幼児にも感染力があり、先月また今月に入っても保育園・認定こども園等でクラスターが発生した例も報道されています。 

2学期始業にあたり、取り急ぎ、文部科学省等の行政から新たな感染症対策のガイドライン等が発出されました。これら報道や行政からの通知等を踏まえ、当園では「むやみやたらと恐れず、しかし気はゆるめず」、下記の感染症対策等をしっかりと行いながら2学期の活動を進めてまいります。

  1. 基本的な園の方針「幼児教育・保育の継続」

子どもの健やかな学びの保障や心身への影響等の観点から、当園においては、「地域の感染状況を踏まえ、遊びや活動を工夫しながら、可能な限り、園行事等も含めた幼児教育・保育を継続すること」を基本方針とします。(注:保護者参加の行事は中止にする場合もあります)

2.園と家庭が力を合わせて、水際対策ならびに感染経路の遮断

 (手指の消毒、マスク着用、換気等)の徹底を! 

これまでの「大人→子ども(家庭内感染)」だけではなく、デルタ株では「子ども→子ども(園内感染)」の感染ルートが全国で徐々に増えてきています。しかし、このルートはこれまでと同様に、「園内にウイルスを持ち込ませない」という水際対策ならびに「園内で広げない」という感染経路の遮断(手指消毒、マスク着用、換気等)で防ぐことが基本であることに変わりありません。保護者の皆様にも引き続きご理解とご協力をいただき、毎日の健康チェックや消毒等と「風邪等の症状がある園児・職員は登園・出勤をしない」「園内で風邪等の症状が現われた場合は、すみやかに降園・退勤する」ことを徹底します。また、PCR検査・抗原検査によって園児本人の陽性が判明した際は、すぐに園へご連絡下さい。

3.学級閉鎖・学年閉鎖・学校全体の臨時休業の基準について

文科省が新たに示した感染症対策のガイドラインでは、児童生徒又は職員にコロナ陽性者が出た場合、下記の基準で5~7日程度の学級閉鎖を実施するよう示されました。当園はこの基準に則ります。

  ◎学級閉鎖の基準(ただし、学校に2週間以上来ていない者の発症は除く)
①同一の学級において複数の児童生徒の感染(陽性)が判明した場合
②感染が確認された者が1名であっても、周囲に未診断の風邪等の症状を有する者が複数いる場合
③1名の感染者が判明し、複数の濃厚接触者が存在する場合
④その他、設置者で必要と判断した場合 ◎学年閉鎖の基準
①複数の学級を閉鎖するなど、学年内で感染が広がっている可能性が高い場合、学年閉鎖を実施する。

◎学校全体の臨時休業の基準
①複数の学年を閉鎖するなど、学校内で感染が広がっている可能性が高い場合、学校全体の臨時休業を実施する。

4.本園では、園児・職員に感染者が出た際、以下の対応を取ります。

① 陽性者が園児又はクラス担任の教職員の場合
●原則、感染可能期間中にクラス内で陽性者と接触した園児全員をPCR 検査の対象とします。
●乳幼児は「マスクの常時着用」や「手指の消毒」等の感染症対策の自己管理を徹底できないため、検査対象となった園児は、検査結果の陽性・陰性にかかわらず、鹿児島県より14日間の登園自粛(自宅待機)が要請されます。

② 陽性者がクラス担任以外の職員の場合
●クラス担任の職員と同等に、感染可能期間中に接触した園児について、PCR 検査の対象とします。

③「誰が感染者なのか」は詮索しないでください
今後も新型コロナウイルスについては「いつ誰がどこで感染してもおかしくはない状況」が続きます。そんな中で、保護者の皆様へお伝えできる情報は、関係各機関と足並みを揃えるために統制・制限されます。また、感染者個人を特定できるような情報は、園から出せません。人権を守る観点から「誰が感染者なのか」は詮索しないでください。その「誰か」とご家族が一番心を痛めていると思います。誹謗中傷、噂話等はおやめください。園は事実のみを受け入れ、誠実に対応していきますので、保護者の皆様からもご理解とご協力をお願い致します。

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